一人親方等の特別加入団体は、労災保険を取り扱う以前に団体を構成する会員(組合員)を労働災害から守る活動、すなわち災害防止教育を組合員へ周知徹底することが求められています。
一人親方部会グループでは、加入してくださった一人親方様を労働災害から守る活動や安全衛生教育を啓蒙するコンテンツを積極的に会員様へ提供していきたいと考えています。
一人親方は現場に入場する前に下記を遵守しましょう!
≪準備運≫
■軽いストレッチや運動を行い、身体を温めます。
■足首、膝、肘、肩などの関節を回したり、ストレッチをしたりします。
■足踏みやジャンプ、スクワットなどの有酸素運動を行います。
■身体をほぐすために、揉みほぐしやマッサージを行います。
■最後に、呼吸法やリラックス法を行い、心身ともにリラックスします。
これらの準備体操を行うことで、災害時にも素早く正確な行動ができるようになります。
≪作業内容、作業服、材料、工具の点検≫
■作業内容は、作業場所や作業方法の確認が含まれます。
■作業服は、適切なサイズや耐久性の確認が必要です。
■材料は、品質や使用期限の確認が必要です。
■工具は、正常に動作するかどうかの確認が必要です。
これらを事前に点検しておくことで不慮の事故を未然に防ぐことができます。
≪足場はとくに注意しないといけません≫
■足場の強度確認 足場の強度は、作業員や材料を支えるために非常に重要です。
■足場が崩れたり、倒れたりすると、重大な事故につながる可能性があります。そのため、足場の強度を確認することが必要です。
■足場の傾き確認 足場が傾いていると、作業員が転倒する可能性があります。足場の傾きを確認し、必要に応じて調整することが重要です。
■足場の欠陥確認 足場には、欠陥がある場合があります。
■例えば、板が割れていたり、支柱が曲がっていたりすることがあります。足場の欠陥を確認し、必要に応じて修理することが必要です。
■足場の安定性確認 足場が安定していないと、風や作業員の動きによって倒れる可能性があります。
■足場の安定性を確認し、必要に応じて固定することが重要です。
以上のような点検を行い、安全な作業環境を確保することが大切です。
≪感電事故≫
感電事故を防ぐためには、以下の点に注意する必要があります。
■作業前に電源を切るか、遮断器を入れる
■保護具を装着する(絶縁靴、手袋、ヘルメットなど)
■湿気の多い場所での作業は避ける
■金属製品や水などの導体を持つ前に手を乾かす
■作業中は周囲に注意を払い、安全に作業する
これらの対策をしっかりと行うことで、感電事故を防止することができます。
≪悪天候時の作業は中止≫
一人親方等の災害防止対策において、悪天候時の作業が中止される基準を解説します。
■気象条件や作業内容によって異なりますが、一般的には、強風や大雨、雷などの天候が原因で作業が危険と判断される場合は中止しましょう!決して無理はいけません。
■高温や低温などの気温条件が作業に影響を与える場合にも中止することを検討しましょう!
※ただし、具体的な基準は現場や作業内容によって異なるため、詳細は関係者によって協議する必要があります。
まとめ
一人親方部会グループでは、加入してくださった一人親方様を労働災害から守る活動や安全衛生教育を啓蒙するコンテンツを積極的に会員様へ提供していきたいと考えています。
建設業に従事する一人親方は自分自身や周りの作業員を守り、安全な作業環境を維持することを目指しましょう!
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