職人として今の会社を離れようとしたとき、選択肢は2種類に別れます。
新しい会社を見つけて、雇われの職人になるか一人親方になって自分の城を構えるかどちらにもメリットやデメリットもあります。
ここでは選択肢の詳細と、メリットやデメリット。そして一人親方になる方法についてお答えしようと思います。
★ハローワーク
ハローワークにはたくさんの仕事が集まっており、転職の手法として一番目じゃなーなものでしょう。
ただハローワ-クではいい働き口は見つからないかも知れません。
なぜならハローワークは無料だからですね。
無料が悪いわけではないのですが、求人というのは会社の行末を考える上でとても大事なことです。
その人材にお金を支払えない企業は、おそらく給料も安いはずなんですよね。
しかもハローワークより、今は求人サイトなどで探す人は多い。
それなのに無料で掲載している会社も多く、応募はほとんどないはずなんですよね。
それでも人は必要なのでずっと掲載し続ける。
無料で来てくれたらラッキーというぐらいの気持ちでしょう。
人を大切にしない会社である可能性が低くはないということです。
★コネ
コネとは友人のツテを辿ったり、もしくは過去に一緒に働いていた先輩を追って転職をすること。
コネ入社がなぜおすすめかというと、転職後にどんな状況で働くのかが明確にわかるからです。
すでに働いている友人がいるのならどんな状態か、親方はどんな人か。
残業はどうかなどを聞くことができます。
求人広告や面接の質問でもきくことはできるけど、リアルなところまでは聞けない。
でも友人nなら聞ける。
これはコネ入社のいいところですね。
★転職サイト
次の選択肢は転職サイトです。
転職サイトのいいところは、人材にお金を出そうと考えている会社です。
というのも転職サイトは高いのでお金を持っていない会社では載せられません。
そしてお金を出してまで人が必要だということは、仕事がたくさんあって安定している証拠だとも言えます。
ただし会社によっては人がすぐに辞めてしまうきつい業務が待っているかも知れないということ。
なぜならお金をかけてまで人を採用しないといけない場合、仕事がキツくて長続きしないから雇っているという可能性もあるからです。
ここに関しては実際に面接に行った際などに、すでに働いている人が楽しそうに働いているかを確認しておきましょう。
参考サイト:職人さん.com
独立して一人親方になる
職人が転職する時に選べる選択肢として、独立をして一人親方になるという方法があります。
ただ基本的に一人親方になる際は、元いた会社から仕事をある程度もらえることが、最低条件になってくる。
もしくは最低でも数ヶ月間は生活できる仕事をもらえる必要があります。
どこか知り合いのツテだったり、仕事をもらえるルートは確保しておいた方がいいでしょう。
もしツテはないけれどは、一人親方に挑戦したい場合はマッチングサイトを利用するという手もあります。
一人親方のメリット
一人親方になるメリットは、収入があがること。
そして、自分の裁量で仕事量を決められることです。
まず個人事業主になるので、収入があがります。
もちろん年金などは無くなるので、そこから社会保障を自分で準備する必要はありますが、同じ仕事量でも確実に使えるお金の量は増えます。
さらに様々なものが経費計上できるので、例えば自動車を買うのも、税金を支払わないように工夫をしながら購入することも可能。
納税後の会社員の給料よりずっと賢く買い物ができるわけです。
そして仕事をする人しない日を、自分の裁量で決められるようになるため、休日も自由に決められる。
もし子供の行事があったとしても確実に仕事をことわることも可能です。
このように一人親方のメリットはとても大きいと思います。
一人親方のデメリット
それに対し、一人親方にはデメリットもあります。
一番大きいデメリットは仕事がなくなると、生活ができないということ。
というのも会社に所属していれば、仕事がなくても給料がもらえますが、一人親方の場合は仕事がなければ食っていけません。
仕事がなくてい暇な時期を作らないためにも営業は必要ですし、現場に立つ以外の努力も必要になります。
一人親方になるには
一人親方になるのはとても簡単。独立をするので仕事をくださいと営業にまわるだけです。実はほかにも
- 市役所
- 税務署
などに行って、個人事業の届出などを出す必要がありますが詳しくは建設業一人親方になるための手続きについてわかりやすく解説!をご覧ください。
仕事を貰えば一人前。
そのために請求書を書いたり、領収書や契約書の管理も必要になりますが、そこは一人親方の先輩に質問して見るのがいいでしょう。
もし迷うなら、一人親方部会で質問してみるのもひとつの方法です。
そして一人親方になると労災保険もなくなってしまうので、労災保険は特別加入という形で加入することになります。
これも一人親方部会で加入することができますので、相談をおすすめいたします。
職人をやめて一般職に就く
職人をやめるというのも、ひとつの方法ですね。
一番いいのは現場での経験を生かしつつ、資格を取得してゼネコンに入社するのもおすすめです。
要するに現場監督をするという方法で。
施工管理技士の資格を取れば、転職市場でかなり貴重に扱われるので、おすすめです。ただ建設業界を離れたいという場合もあるので、その場合は求人サイトで未経験歓迎の仕事を見つけて応募しましょう。
簡単ではありませんが、可能性は十分にあります。
まとめ
職人が転職する際は、転職サイトを利用するのがおすすめでしょう。
そこで見つからない場合は、コネを使ったり、ハローワークもいいですが、基本的に職人を大事にしている会社を選ぶことを忘れないでください。
メリットもデメリットもありますが、自分にあった方法を検討してみてください。
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