職人のマッチングサイトを使って、建設業で大儲けしている会社があるのをご存知でしょうか?
実はマッチングサイトに特化して、仕事を大量に受けることで効率化をはかり、仕事に困らない会社が出てきているのです。
仕事がなくて困っている一人親方さんにとって、救世主のようなサイトですが、実は落とし穴もあります。
そこで、代表的な建設職人のマッチングアプリ、マッチングサイトの紹介と、上手な使い方、またデメリットなども詳しく解説します。
一人親方の仕事問題は職人マッチングサイトで解決できる
一人親方の仕事は結構過酷で、朝早くに出て行って仕事を何件もこなし帰ってくるのは夜遅く。
明日の段取りをすれば深夜になることもある。
その中で営業活動をするのは難しいですよね。
しかも仕事があまりないのを足元見られれば、値下げされ、どんどん単価が下がっていく。
それでも明日は無職にならないために働くしかありません。
仕事を選ぶ権利がないので、安い仕事でも受けるしかしかたない。
そんな状況から脱したい人は多いはず。
仕事は大抵、今までの現場の横のつながりだったり、営業をしたり。
異業種交流会なんかも仕事をいただく機会ですね。
ただそれだけ広げても、暇な時っていうのは存在します。
仕事がないと本当に困るんですよね。
実は仕事を依頼する側も困っている
仕事を依頼する側も困っているんです。
依頼主、すなわち一人親方を探している人はいるんです。
どうやって依頼すればいいかわからない。
いい職人さんが見つからない。
など仕事はたくさんあったりします。
さらにですが、受けた仕事の中に自分の専門外でできない仕事があるという経験も一人親方はあるはず。
そういう場合も友人などに声をかけてみるけど、できる人がいな九手困った。なんてこともあるわけです。
「需要はあるのに人材が足りない」建設業界の現状
現在の日本の建設業界は、被災地の復興や東京オリンピックにより建設需要は高い水準を維持しているにもかからわず、団塊世代の定年退職と3K(キツイ・汚い・危険)といった負のイメージによる若者離れが重なり、建設人材を十分に確保できない状態となっています。
さらに建設業界が抱える大きな問題の1つ「多重下請」により、重層的なピラミッド構造で末端の下請業者はしわ寄せや労力の対価に見合わない報酬などといった弊害が指摘されています。
そんな人材不足と少ない報酬に対しての打開策として、マッチングサービスが双方をカバーしてくれます。
マッチングサービスでは、すきま時間に自分のスキルを活かした仕事を受注し、案件で提示されている報酬を中間マージン無しに得ることができるのです。(※サービスによって手数料が発生する場合があります。)
一人親方のマッチングサイト
マッチングサイトとはどのような仕組みかと言うと、仕事の発注側と受注側の双方が、サイトに登録をします。
そして発注側が仕事の依頼をアプリに作成する。それをみた受注側が応募をするというシステム。
もちろんそこには、評価が書き込まれており、単価や仕事内容も書かれている。
つまり自分のできない仕事や予算の合わない仕事かどうかをしっかりと見定めてから応募ができる。
ただし応募すれば仕事が常に受注できるというわけではなく、応募者多数の場合は、発注側が自由に選ぶことができるシステム。
ですから単価が高い仕事には一人親方が殺到するという場合もあります。上手く使えば、営業が苦手ない人でも新規取引先を獲得できるいい機会が生まれる。
それがマッチングサイトです。
代表的なマッチングサイト
今や建設業のマッチングサイトは、星の数ほどありますが、ここで代表的なものを挙げておきます。
SUSTINA
請負市場
助太刀
マッチングサイトのデメリット
マッチングサイトは便利なのですが、デメリットがあることもしっておきましょう。
★買い叩かれてしまう可能性がある
マッチングサイトのデメリットの1つ目は、買い叩かれてしまう可能性があるということです。
一つの仕事にたくさんの受注者が集まることが予想されます。
特に単価が高い案件には群がります。つまり選ぶ権利は発注者側にあるということ。
そりゃあそうですよね。お金を払うわけですから。
仕事依頼に対して応募が殺到すれば、低い単価勝負になっていくので、買い叩かれてしまう恐れがあります。
★評価が低いとなかなか仕事が受けられない
デメリットの2つ目は評価制度があるために、評価が低ければ仕事が受けられない恐れがあることです。
基本的には誠心誠意仕事をしていれば低評価が入れられるということはないのですが、気をつけなければいけないのは初期です。
仕事が不足していて、評価が0の時は基本的に選ばれることはすくなくなります。
なぜなら得体の知れない人より、多少んリトも評価が入っていることが大切だからです。
ですから忙しい時こそ仕事を請けて、評価を前もって評価を受けておくべきでしょう。
つまり恩を打っておくのです。
業界が忙しいときに仕事を受けてもらえたら先方は助かったと思う。
そしたら評価も高いし、同じ取引先からの受注も期待できます。
手数料を取られる
3つ目のデメリットは手数料を取られる点です。
依頼料のだいたい10%は手数料をとられてしまう。
ですから実際の収入も少し減ってしまう点が挙げられます。
その分こちらが値段を下げるか、依頼主に出してもらうかになりますが、それは交渉次第。
サービスを利用する以上は仕方がない点でもあります。
マッチングサービスのうまい使い方
マッチングサービスのうまい使い方は、忙しい時に少し無理してでも仕事を受けまくることですね。
忙しい時期は周りの一人親方も忙しい。
だから仕事を請けてくれる人を探すのが大変です。
ですからそのタイミングで仕事を請けて恩を売っておくのです。本当に困ったときにはそのうちの誰かが助けてくれることでしょう。
そもそもちゃんと営業をかけられれば、仕事を直接もらうことだってできます。
忙しい時期は単価もよく、そのままの単価で暇な時期も仕事をいただけることにも繋がります。
結果として、忙しい時期に積極的に仕事を請けられた人が、単価もあがりそして暇な時期にも仕事が困らないということになりそうです。
どうやって忙しい時期に仕事を請けるのか
とは言っても忙しい時期に仕事を請けるのは無理だ。とおもうかもしれません。
休み返上で、、、といいたいところですが、一人親方さんは仕事があれば真面目に働くことが多いので、そもそも休み返上かもしれませんね。
コツはチーム戦です。
同じ業種の一人親方さんと繋がり、自分が受けられない仕事はその人にふっていく。
要するに窓口になるということですね。
さらに現場が近ければ、1日にいける現場が増える可能性もある。
チームでできるだけ近い場所の、仕事をまとめて請けるようにすれば時間短縮にもなります。
そうすれば忙しい時期にどんどん仕事を受けられるようになります。
要するに、組織化ですね。
もちろんそこから会社として発展していく可能性もあります。
もちろんそうすれば仕事は増えるでしょう。
自分に利益の入らない仕事も増えるかもしれません。
しかしそれができる人が最終的に得をするんですよね。
ぜひ試してみてください。
まとめ
マッチングサービスは使い方によって、低単価の仕事を請けることになったり、高単価の仕事を継続的にもらえる客先が見つかることもあります。
どちらにしても営業は大切ですね。
さもなければ、リアルの世界で営業をかけるとか、横の繋がりを広げていくなどを行う必要も出てくるでしょう。
永劫が徳なのであればいいのですが、不得意な人も多いはず。
ですからマッチングサイトを使って、効率よく仕事を受けられるようにしていきましょう。
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